macOS Catalina update後にmacOS Mojaveでリカバリする覚え書き

2019年10月8日にreleaseされたmacOS Catalina(マックオーエス カタリナ)。
近くにあるiPadをOS標準機能でサブディスプレイに出来たりする便利なOSなのだけど、64bitアプリケーションしか起動できないようになり、macOS Mojaveからupdateしたあとは32bitアプリがことごとく起動不可になってしまった私のdowngrade覚え書き。

一度Catalinaにしてしまうとシステムリカバリの際にそのPC購入時にプリインストールされていたOSか、もしくはCatalinaしか選べなくなってしまうので、購入時にHigh Sierraとかそれ以前のversionがインストールされていた場合、Mojaveに戻したいときにとても手間なので自分メモも含めて。


ちなみに通常のシステムリカバリのやり方は、以下の手順でok.
▼インターネットから最新バージョンのmacOSをインストールする
Option+Command+Rキーを押したままにして、回転する地球儀のアイコンが表示されたらキーを放す。

▼インターネットからコンピュータの元のバージョンの(購入時と同じの)macOSを再インストールする
Shift+Option+Command+Rキーを押したままにして、回転する地球儀のアイコンが表示されたらキーを放す。
※コンピュータに付属していたmacOSの最新バージョンがそのバージョンで入手できるアップデートを含めて再インストールされる。


今回の手順、やることとしては
①Mac App StoreからMojaveをダウンロード
②ターミナルコマンドを使用してUSBフラッシュメモリにインストーラーを書き出し
③出来たUSBフラッシュメモリからリカバリ
という手順になります。

つまりCatalinaが正常動作していることと16GB以上のUSBメモリーがあることが条件。

Catalinaが正常動作していなくてMac App Storeも使えないとかいう場合はまずCatalinaをクリーンインストールして①と②を行う必要があります。

ただしこのUSBフラッシュメモリにインストーラーを書き出す作業はリカバリを行いたいPCで行わなくても大丈夫。
MacPCが2台あるよって人はリカバリしようとしているPCが起動不可でも正常動作するPCでリカバリUSBを作ってそれを利用しても問題ありません。


App StoreからMojaveのダウンロード
↑MacOSが正常動作しているPCから上記リンクをクリックしてMojaveのインストーラーをダウンロードします。
ダウンロード後はインストーラーが自動起動する場合もあるけど、その時はウインドウを閉じます。

②ターミナルコマンドを使用してUSBフラッシュメモリにインストーラーを書き出し
16GB以上のUSBフラッシュメモリを用意。
新品のものでなくて良いけれど、中身はすべて消えてしまいます。
また事前にディスクユーティリティを使用して「MacOS拡張」形式でフォーマットしておくこと。
購入したばかりの新品はFAT32やexFAT形式でフォーマットしてある場合が殆どなので忘れずに。

USBフラッシュメモリをPCに差し、必要に応じてフォーマット後、ターミナルを開きます。
※ターミナルはアプリケーションフォルダ内のユーティリティの中にあります。

ターミナルのウインドウの中に以下の文をコピペします。
sudo /Applications/Install\ macOS\ Mojave.app/Contents/Resources/createinstallmedia –volume /Volumes/MyVolume

上記の最後の“/”のあとの“MyVolume”がUSBフラシュメモリのボリューム名になります。
必要に応じてこの部分は変更してコピペして下さい。

コマンドを入力したら「return」キーを押します。
プロンプトが表示されたら、管理者のパスワードを入力し、「return」キーをもう一度押します。
※ターミナルでパスワードを入力する際、画面上には何も表示されません。

プロンプトが表示されたら、「Y」と入力して、ボリュームを消去することを確定し、「return」キーを押します。
インストーラの作成状況がターミナルに表示されます。

数分後、ターミナルに処理が終わったというメッセージが表示されたら、ボリュームの名前が、ダウンロードしたインストーラと同じ名前になります。
この時点で、ターミナルを終了し、ボリュームを取り出せます。


あとはリカバリするPCにこのUSBフラッシュメモリを刺し、電源投入時に「option」キーを押したまま起動ドライブの選択画面から今作成したものを選択すればMojaveのインストーラーが起動します。

新しいOSは良いものだけど、どうしても仕事で使うアプリが未対応であれば旧バージョンを使い続けるしかないので、そんな時の覚え書きでした。